こんにちは!
先週はリスボンの街並みや博物館の素敵な外観を紹介しましたね。今日は館内の様子をご覧いただきたいと思います。
アズレージョ博物館の館内には国内から集められた芸術的価値の高いタイル壁が移築されています。
ぶらぶらと気ままに館内を歩いて回ると素朴でおおらかな画風にリラックスしつつ、シズル感のある描画からは遠い時代の職人の息遣いをリアルに感じることができます。
館内に現れる教会の礼拝堂は、西洋的な絵画と金の装飾、そこに素朴なタイルの壁画が施され、見たことのない独特の文化を感じられます。
工芸の好きな方にはお薦めしたい博物館でした。
装飾タイルの世界をたっぷり堪能したあとに、館内のレストランで食事をしました。
なんと内装はポルトガル名物の海の幸、野ウサギや仔豚、チキンなど食材を描いた青一色のユニークなアズレージョ!
なんとも楽しいひと時を過ごすことができました。
クリスマスまで2週間となった街ですが、ロンドンのワサワサと買い物に追い立てられるような空気はありません。
街を散歩してみれば、チョコレート店、名物の缶詰のブティック、ショッピングモールなど、ヴィンテージとモダンデザインがミックスしたしゃれたお店に出くわします。
所々で見られる控えめなクリスマスツリーや飾り付け、ちょっぴり冷たい風、日中のひだまりに、年の瀬を噛みしめました。
過ぎ行く1年にありがとう。そして来年が良い年になりますように。