こんにちは!
今日は皆さんにサーカスの世界を少しだけご紹介したいと思います。
2017年には『グレイテスト・ショーマン』、今年は『ダンボ』も公開され、生で本物のサーカスを見てみたいと思っている人が少なからずいるんじゃないかと思いblogを書いています。
今回紹介するのは、世界的に有名な劇団、シルク・ドゥ・ソレイユ。日本でも1~3年おきに公演を行っているので、今日のblogを読んで興味が湧いたらぜひ足を運んでみてください^^
シルク・ドゥ・ソレイユはカナダ・ケベックで誕生したエンターテインメント集団。サーカスといったら動物が出てくるイメージもあると思いますが、シルク・ドゥ・ソレイユでは一切動物は出て来ず、全て人間が己の肉体を駆使して様々な表現をします。
元オリンピック選手だった方々も所属していて、世界最高峰のパフォーマンスを見ることができます。そしてシルク・ドゥ・ソレイユの公演は歌も演奏も全て生!視覚だけでなく聴覚からも臨場感を味わうことができます。
世界各国で公演を行うシルク・ドゥ・ソレイユ。内容は毎回同じではなく、様々な曲芸を順に披露していくわけでもありません。シルク・ドゥ・ソレイユには様々な演目があり、全てテーマや世界観があってストーリー性を感じる構成になっているのです。
前置きが長くなりましたが、これから私が見たことのある演目をご紹介していきます!
まずは日本で観た公演。日本でのシルク・ドゥ・ソレイユ公演は基本的に会場がすごく広いというわけではないため、後方席でもステージが近く、圧巻の迫力でその世界に引き込まれます。
【ZED】
2008年~2011年東京ディズニーリゾートの常設だった公演。
現在の舞浜アンフィシアターはかつてZEDのために建設された会場です。
舞浜での公演が終了したあと、ZEDは他の国で上演されることはなく、今はもうどこでも見ることが出来なくなってしまいました。
日本で唯一の常設公演がなくなってしまったのはいまだに残念でなりません。
とくに印象に残っているのはオープニング。舞台上からたらされた布につかまっていた人が奈落に落ちて行くとそ舞台を覆い尽くしていた布も一緒に吸い込まれていき、布に隠されていた地球儀のような形の舞台があらわになる瞬間あまりの美しさに息をのんだ記憶があります。
【KURIOS】
シルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年を記念して制作された公演。2018年~2019年に日本を巡演したツアーショー。
常設公演のような専用の会場で行われるのではないため、常設と比べて大掛かりな装置は使用できませんが、ビッグトップというサーカス小屋を移動させて行うので、映画で見るようなサーカスに行く気分は常設よりもツアーショーの方が味わえます。
スチームパンクが好きな方にはぜひ見て頂きたい作品。
目に見えない世界が存在すると信じている主人公シーカーが、骨董品など間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏入れるという設定で、衣装や小道具から産業革命のころはこうだったのかなと想像が膨らみます。
観客を巻き込み楽しむような演出が多かったKURIOS、大人も子供もときめく世界観でした。
さて、今週はこのへんで。
来週は海外の常設公演とシルク・ドゥ・ソレイユの映画を紹介いたします!